先週、松本で「木の文化と環境フォーラムの講演会」があり参加した。演題は「地域材の住宅モジュール化」「木質系熱硬化性塗料について」「針葉樹材の家具・木製品への活用」「千年の森を作る」「高圧水蒸気処理による木材の改質」という内容であった。それぞれに興味深かったけれど、「千年の森を作る」の愛媛大農学部の鶴見先生のお話は、「田舎暮らし」を模索してきたつもりの私にとってもカルチャーショック的感動でした。自ら愛媛の棚田の中の古民家に住まわれ、周りの山をフィールドにして、持続可能な暮らしの実現にむけて、特に「炭焼き」を通じて、教育といいますか人生を考える機会ととらえて、活動されているのに関心しました。
この写真は「千年の森を作る」とは関係ありませんが、私の工房の前の畑で、鉋くずを燃やしているところです。雪を溶かし、畑に有機物を与えて、・・・炭焼きではありませんが、煙に巻かれていると「ありのままの自分に出会う」ちょっとはそんな気になります。
ところで、私は有機化学がもともとの専門のですが、今日の話を聞きながら、化学をやっていて良かったとあらためておもいました。木工とは直接関係無いようですが、木は有機物ですので、その性質をちょっと深く理解するには、助かります。どの学問もそうかな!まっ、もうちょっといろいろがんばろ!
2011/02/09
2011/02/08
春のきざし
立春、毎年は暦の上では春だけど・・・ですが、今年は一月の寒さが厳しかっただけに、文字どうり「立春」でしたね。
机展いよいよ明日からです。いくつか作り貯めた(作りかけ)の作品を一生懸命仕上げています。そのひとつがこのウォチングチェアーです。ようやく完成しました。この2台は、高さなどのサイズはほぼ同じですが、肘掛けの高さを代えています。ちょっとのことですが、座り心地の違いを感じて頂けたらと思います。畳摺(脚の下のある板のこと)はいいですね。雪の上でも沈みません。
今日はクルミの片袖机を仕上げます。できるかな?・・・では・・・頑張ってきます!
机展いよいよ明日からです。いくつか作り貯めた(作りかけ)の作品を一生懸命仕上げています。そのひとつがこのウォチングチェアーです。ようやく完成しました。この2台は、高さなどのサイズはほぼ同じですが、肘掛けの高さを代えています。ちょっとのことですが、座り心地の違いを感じて頂けたらと思います。畳摺(脚の下のある板のこと)はいいですね。雪の上でも沈みません。
今日はクルミの片袖机を仕上げます。できるかな?・・・では・・・頑張ってきます!
登録:
投稿 (Atom)