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2014/09/15

にわかスサマジー

庭の蚊が凄まじい
空き地の秋の暴れ蚊

昼間は小さい蚊が、夕方からは大きい蚊が
神経集中して仕事している時に、プ~んとくると
体育会系必殺パチンが優先になる。
 なんとなく微熱っぽく、薄ら頭痛いのは、デング熱ではないだろうけど、
3匹も4匹も一度にまとわれると、恐怖を感じる。
アレルギー的反応かも

ところで雑草を刈ったら、シソ畑が現れた。シソの葉の保存方法はないのだろうか。

工房のブランコの支えの丸太は17年ほど雨ざらしの状態で、 5年ほど前に交換した。
その古い丸太を今日挽き割って角材にした。
もうすぐ搬入される、特注の木工機械「ランニングプレーナー」の枕木にするために。
多少老けているけれど、まだ使えるぞ。

 昨夜はDVDで「最強のふたり」を見た。
原題は「UNTOUCHABLE」 はそういう意味も含んでいるねんね。
今日はTVのNHKスペシャルで立花隆の「臨死体験」を見た。
人生いろいろ考えさせられますな。
老けていっても、人生ますます、幸せになれるようにしたいものだ。
一皮向けば、新しい面がでてくる古木のように。



2012/06/13

エル・ブリ効果

究極のグルメは余り縁がないが、一職人の興味として先週「エル・ブリ」を観てきた。一年の半分しか営業せずに、閉店中は新規メニューの開発にあてるという。その様子は、まるで化学の実験のようで、液体窒素まで出てきたのにはちょっと驚いたが、元有機化学者の私としてはあまり違和感はなかった。むしろ意外だったのが、日本の和食や文化にヒントを得ている場面がちょこちょこでてきて、日本人としては誇らしく思えた。映画としてはドキュメンタリー風でちょっと固い感じがしたが、最後のメニューの写真は美しかった。もう完全にアートですね。

 
さて20年間使っていたダボ切り用の鋸(写真左)が切れなくなって(理由は恥ずかしくていえない)買った道具屋さんに持っていった。前回は送っていただいたので、今回初めて訪れた。墨田区の井上刃物。ノコをみせた瞬間「どうしたの!?もうだめだね。」色でバレてしまった。ということで新調したのが真ん中の鋸身。前回より価格は4倍以上もする良い物で、ダボ切り用としては勿体無いけれど。エル・ブリを見た後なので?・・・思いきって購入した。すげる鞘用の桐材も譲っていただいた。自分で引き割って仕込んで・・・これだけでも半日仕事かな。いつやろ。
 今回「底さらいのみ」(これもあやまって折ってしまって騙し騙し代用してきた)、と鋭角の部分を仕上げる「鎬(しのぎ)のみ」(こちらもこれまで騙し騙しなんとか「しのい」でいた。)も購入した。あと20年?さらに極めるためには・・・エル・ブリ効果かな。

2012/05/30

時代屋の女房

 ゆうべBSで懐かしそうな映画をやっていた。骨董品の安さんを演じる若い渡瀬恒彦や津川雅彦、今は亡き名古屋章、大阪志郎さんの顔ぶれも懐かしいのですが、なんといっても夏目雅子のなんともキュートな色っぽさに魅いってしまった。83年製作といえば僕は25歳かあ。ちなみに夏目雅子ちゃんとは同い年。TVで見た孫悟空役が強烈な想い出で、この映画はリアルタイムで観なかったのは残念だけど、こーして初めて見るのもまた楽しからずやということで。いやー昔の映画はいいですね。 
 職業柄、骨董家具にどうしても目がいきますが、ダットラの荷台で回収の呼びかけをしている可愛いシーンは、ハイエースの荷台で、荷造りしてくれている家具屋の女房と重なったりもします・・・・。

 さてこの写真は自動鉋盤の刃を交換しているところで、映画とは関係ありませんが、私が着ているチョッキが83年ごろに購入したものでシェラデザイン製。骨董品にはなりそうもありませんが、30年の懐かしさは伝えてくれています。前面はボロボロになり、毎年今年こそ思いきって捨てよう!おもっているのですが、こうした作業の時には結構重宝なのです。昔の物は縫製が丈夫!
 さてさて、機械の刃物は、使っていると切れなくなっていきますので、研磨して交換するのですが、そのタイミングが結構難しい。研磨にお金がかかることや、調整に時間がかかることもあるのですが、せっかく交換しても、削る材が荒れていたら、すぐに刃を傷めることになるので、刃の交換後は絶対に逆目が出て欲しくないような板や、仕上げとして削りたい板が出たときになります。しかし交換する前には、逆に多少刃を痛めてもいいような粗削りをガンガンやりたいので、肝心な仕上げの仕事は置いといて、次の仕事の準備をすることになります。でもこれが欲がでて、あれもこれもと荒削りを楽しむことになってします。今回は机やテーブル天板用の板をあれこれ削って、その中から、椅子の脚や座板の板を確保して・・・3日も4日かけてしまいます。でも次の製作の材が、この段階で確保できるということが、大きな安心に繋がり、大好きな一時です。
 下の写真はラダーバックチェアー10脚分のクルミ材を荒木取りした様子です。気持ち的には一安心というところです。