2006/07/31
にわとりの鳴き方。さまざま。
にわとりの鳴き方は日本ではお決まりの「コッケコッコー」ですが、アメリカでは「クック、ドゥードゥルドゥー」と聞こえるらしい。なんでそう聞こえるの?アメリカの人達、ちょっとおかしいのでないの?っと子供のころから不思議に思っていました。でも何年もニワトリと生活していると、いろんな鳴き方を観察できて、結構おもしろい。
雛にえさを与える時には、「クデュクデュ」というような感じの鳴き方をする。よーく聞くと「(餌)ココよココよ」とも聞こえます。聞こえるんです!しぐさもそんな感じだから。そもそも・・・早朝のあのけたたましい、あの「時の声」は一体なんで鳴くんだろう、自分の居所を獣に知らせているようなもので、返って危険ではないか?それか無事に恐怖の夜を凌げて狂気しているのか。よーく聞くと・・・・「こっこにイルド?」(此処にいるど)と聞こえないこともない。「こっこにイルド?」そう思ってきいていると一瞬「クック、ドゥードゥルドゥー」と聞こえてきた。はっとした。その時アメリカ人が身近に思えた。これまでのクック、ドゥードゥルドゥーのアクセントが不自然だった。今度アメリカ人にあったら発音してもらおう!
この間のGWに大阪の親父が来たときに、ニワトリの様子を見ながら「どう聞いても「クック、ドゥードゥルドゥー」とは聞こえないな。とつぶやいていたのがなんとも印象的で、同じことに興味をもっているなあ。親子やなあとおもい私も「そうやねー」と相槌をうっていたのに・・・・。
今度親父この発見を話してみよう。80歳の戦中派の父が考えを新たにするか?楽しみだ。
先日ブラジルの友人が訪れたときに、この話をしてみた。なんでニワトリは鳴くのか?「それはおもしろい質問だ」といっていた。ブラジルでは、「コッコリコー」と鳴くという。実際に一番近いかも!!!。ブラジルにチンチン。
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烏骨鶏
2006/07/21
長雨お見舞い申し上げます。
雨は怖い。山に居ると、長雨が続くと、不安が募ってくる。とにかく湿っぽくなってくる。地面のいろんなところに水がたまってくる。どこか、上のほうから地下をとおって出てくる水もある。前の道のせんげ(側溝)や、敷地の中を流れるせんげに絶えず流れる水の音。これで雨脚が強くなってくると、命の不安の気配を感じる。これ以上降らんで。早く暑い夏になって欲しい。
虫を眺めている場合ではないのだけれど、前回のクイズの正解は5番の「蛾」でした。なんと、羽を広げた模様は木の樹皮そっくり。たまたまその横にいた「ニイニイゼミ」さんもびっくり。しかし世の中は不思議だらけですが、この擬態の世界は不思議中の不思議。なんでこうなるの。それを考えただけでも、気が遠くなってくる。子供の頃、よく捕まえたこのせみもよーく見ると立派な擬態。もちの木にはアブラゼミ。ニイニイゼミは柿の木によくいて、田舎の伯父さんが「柿の木は折れやすいから気をつけや」と言ってくれた。その柿の樹皮に十分よく似ている。
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いきものがたり
2006/07/14
一体これはなんでしょうか
暑い日が続きますね。 昨日、工房で研ぎをしてたら、 目の前にこんなものが張り付いていました。
なんやろ取ろうと手を近づけましたが・・・・ 一体これはなんでしょうか?
1.白樺の小枝
2.サクラの小枝
3.ブナの小枝
4.小枝チョコレートに粉砂糖をまぶした新作チョコ
5.蛾
※ヒント 大きさは3センチ程度 。よーく見てください。
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いきものがたり
2006/07/07
母性と輪廻
2羽の雌鳥が抱卵していた3つの卵は、なんとか一羽だけ孵った。漸く外に連れ出すようになったのに、その一羽の若母が突然死んでしまった。2羽で一生懸命育てていたのになんともむなしい。一方、オスは「どうしたの?」と思っての行動なのか?死んだメスを突っついたり、上乗りになってそれらしい行為をしたりしている・・・・、どうも、鶏には「死」という状態は理解できていないのではないだろうかと思う。なんとも情けない気持ちになったが、でもけなげに雛を守る母鶏の姿は本能といえども、心を打たれる。母は偉大だ。太陽だ。でないと、種は保存していかないよな。とまたシートンになっている私。7月5日は亡き母の75歳の誕生日。生まれたり、死んだり。輪廻を感じる今日この頃。
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烏骨鶏
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