2014/06/07

純粋なECO

  「ECO」にはエコロジーの「エコ」とエコノミーの「エコ」があるとおもいます。双方に効果のある「ECO」だといいのですが、エコノミーであってもエコロジーでないときやその逆もあるかと思います。エコロジーだけれどコストがかかるからエコノミーではない・・・ということはむしろ多いでしょう。何がどうエコロジーで誰にどうエコノミーなのか。長い目で考えるとややこしい話にもなってきます。
 
 TVなど見ていると、環境問題を語る会議の席などで、昔は湯呑み茶碗で出したであろうお茶がペットボトルになっていると気になってしまう。あれはエコなんでしょうかね。

 LED電球は省エネだし耐久性もあるからこれからは当然LEDでしょ!という考えはよく分かる。でも、LEDは単価が高く、最初の出費が痛いので、今使っているのが切れたたところでLEDを考えたらという煮え切らない自分もいます。たいしたECO派ではないのは確かで、どちらかと言えば「ケチ的エコ派」?良く言えば「もったいない的エコ派」でしょうか。

工房のくつろぎスペースのペンダントをLED電球に。(真ん中はこれまでつけていた60W裸電球)
先日息子から誕生日祝いにLED電球をもらった。工房の方はまだ一部昔の電球のところがあり、早速灯してみた。これまでの60Wの裸電球より幾分明るいいい感じ。これで8Wというのはうれしい。LEDは耐久性があるというので長年使えば初期 投資も浮き、結果的にはエコノミーという。この耐久性については、これまで???のケースも体験しているのでなんともいえませんが、今回は得意の hardoffでの掘り出し物だというので結果的にはきっとエコノミーなのでしょう。


なお今回の誕生日プレゼント?のメインはソーラー発電利用でギャラリーの照明のLED化を進めてくれたこと。現状は真ん中にシャープのLEDシーリングライトと100VのLEDが2つ、周りにダイクロハロゲン17個。今回真ん中は現状維持で、ハロゲンランプの方を全部12V系のLEDに変更した。これまで1個40Wくらいだったので、それが1個3Wに!17個なので、かなり省エネといいますか、ソーラー電力に繋いだので基本ほぼタダ!なにより冬場、暖房のヒーター併用時にブレーカーがとぶ不安がなくなるのが一番うれしい。
 工事はそこそこ大変だったのではと思うが 「趣味だから」と楽しんでいる息子に「次は雨水利用」と催促されている。僕らの時代とは違う「純粋なECO」世代を感じる。

総LED化したギャラリー、しっとり優しい雰囲気になった。

LEDランプは一個1000円くらいで初期投資はそこそこかかったし(4年前よりはずいぶん安くなったが)、「まだ使えるダイクロハロゲンランプはどうするの?」とけちな話はしないことにした。

2014/06/04

サクラの個性2

 長さ1500奥行き500のサクラの耳付きの一枚板。手持ちの材では、なかなかこれっという決定板が見つからない。先週、長野市の鎌倉木材の展示会で、なかなかおもしろそうな板をみつけた。長さは2200ほど、手前は乾燥割れが大きく入っていて、そこをカットして、残りでちょうど1500をキープできそう。白太が厚そうで、節もあり、ワイルドんな感じですが、耳のラインのおもしろさと、サイズがジャストということで、一枚買いした。


 昨日板が届いたので、さっそく、きょう購入したおニューの5本指シューズをはいて、作業にとりかかった。板の捻れが結構あり、やはり格闘技。でも手押し鉋にかからないところは、電動かんなで。吸い付くような大洋の手押しと、忍者気分のシューズが相まって、一気にバッチリいきました。なお原板厚みが50ミリのところ仕上がりで35ミリ。


幅はどこを測るかで数字表現が難しいですが460から500+くらい。
両側とも耳の状態は良いので、このまま両方耳を残してそのまま天板として使っ
てもいいですし、後ろを少しまっすぐカットしてもいいでしょうか。
S字カーブの左手前は少しカットしました。

反対側の耳も美しい



 ということでやはりサクラは個性豊か!
というお話と・・・・新作5本指シューズのお話でした。



2014/06/03

サクラの個性

サクラの話はこれまで幾度も書いてきたけれど、先日サクラの座卓を納品して、今また、丁度ダイニングテーブルとワークデスク用のサクラの天板を準備していて、なんともサクラの個性の豊かさを悩ましいくらい感じています。
同じ丸太からの3枚、天板用にやや厚めに製材したが乾燥での捻れ思ったとうりにはなかなかいかない(涙)
広葉樹と針葉樹は違うところがたくさんあるが、その1つに、広葉樹は丸太一本一本の個性が豊かなことがあげられる。針葉樹は外形的にもまっすぐすっとした木が多く、もちろん成長の具合や産地で異なるのだけれど、板にした時のぱっと見の印象は良く似通ったものが多い。
 一方、広葉樹は見た目の樹形的には同じものは2つとありそうでないし、それに加え産地や土質などでまた大きく違ってくるのだろう。とにかく個性豊かだ。その中でも「サクラ」。これまで70本以上の丸太を製材してきたが、板にした時の風合いはほんとに個性豊か。板を見れば、あの時のあの丸太!と思い出すことができるほど。
 クルミもサクラの何倍もの本数を製材してきたが、サクラほどのバリエーションはない。どうしてサクラはこれほど個性が豊かなのか。その地形や土質の影響を受けやすいのでしょう。世の中には何々サクラといってかなりの種類があるらしい。そんな樹種違いもある。私の入手しているのは、いわゆるオオヤマサクラ(山桜)であるが、ひょっとしたら、細かい分類の種類の違う丸太も混ざっているのかもしれない。
真ん中の板が上の写真の3枚の右端の板。この写真の両側はまた違う丸太。左はさらに赤みがある。
 概して色の濃い木は、その濃さにいろいろあり、またサクラのように白太がはっきりしているものは、その白太とのコントラストの風合いも大きくイメージが異なる。同じ色合いであったとしても、樹形が異なると、これまたイメージが違ってくる。
 今回はテーブル用でサクラでも色が薄め。机用でやや赤みをご希望で準備を進めている。ともに長さが1500で耳付き 希望なので、手持ちの材をいろいろ出して、同時に耳のラインの好みを伺いながら進めている。それぞれにフィットする板に出会いますように(合掌)
赤みのある板と同じ丸太の板違い。どちら側を手前にするかでも好みが別れるところ。



先日納品したサクラのブックマッチの座卓、こんなサクラの丸太にはおそらくもう出会うことはもう無いと思う。

 てな感じです。