2012/07/21

ミズナラ柾目ブックマッチ2

以前にも紹介しました「ミズナラ柾目のブックマッチ」のリビングテーブルが漸く完成しました。
現品情報に載せましたので是非ご覧くださいませ。http://www.woodgruppe.com/works/sale/LTN127G.html

2012/07/20

シソ救出

暑くなってくると、シソの香りが恋しくなる。シソは毎年こぼれ種から生えてくるので、なんの世話もなく助かっているけれど、今年はちょっと少ないかな?成長も遅いな?草刈りでシソを刈らないように、救出せんといかんのだが、ぱっとみて、一瞬見間違える草がある。シソモドキと呼んでいる。葉っぱをかじってみて・・・エッ?香りがしない!・・・本物はどれだ!毎年やっているのに身についていないようだ。情けない。よーく目を凝らしてみていると、だんだん目が慣れてきて、遠くからでも、その色合いと葉っぱの風合いでなんとなくわかるようにはなってくるだけれど・・・。それにしても、秋、あんなに穂をたくさんつけていたのに・・・少ないな。自然は厳しいね。シソモドキさん。きっと由緒ある家柄なのかもしれませんが先に刈らせていただきます(合掌)

  
ところで、シソの葉は「大葉」として売られていますが、昔から大葉って言ってたかな?かみさんに聞いてみると「昔からよ」と言われたけれど、子供の頃(大阪では)「大葉」って聞いたことがないような。そもそもなんでシソの葉だけが「大葉」なのよ。サンチェの方がよっぽど大きいよ。

2012/07/15

オールサクラ

  お父さんから小5のお嬢さんへ机のプレゼント。「抽斗の中もすべてオールサクラで」というご注文をいただいた。通常抽斗は、少しでも軽く作る方向でシナ材や桐を使うことが多い。サクラより軽いクルミの場合は、「オールクルミ」で何度か作ったが、サクラは初めて。底板を準備するだけでもちょっと大変で、その由を伝えたところ、「おやじの娘さんに対する熱い思い」に負けてしまった。構造的にはより丈夫になる方向ではあるし、「総ひのき」や「総ケヤキ」に負けない「オールサクラ」の暖かな響きに魅せられて、喜んで引き受けた。

 
  結局、抽斗材だけでなく、中の構造材のすり桟や、振れ止めはもちろん、ハンドル取手を繋ぐ丸棒もサクラでこしらえた。ボンドと木ねじ以外は木はすべてサクラで作ったので、一応「オールサクラ」でいいかな。オール5、オールグリーン・・・オール・・・はいいですね。

ところで「木ねじ」といいますが、木でできたネジではなく、「木に使う用」のという意味で。「木ねじ」なのですね。「木釘や竹釘」は木や竹で出来た釘ですね。おもしろいですね。