2013/02/16

マホガニーのTVボード

幅1500×奥行き450×高さ450。材はマホガニー。デザインは何度もやり取りして、結局極めてシンプルになりました。天板と抽斗は特にこだわり、天板は一枚板で留め(45度)で側板と木目が繋がるようにしました。抽斗はかぶせ構造でとっておきの銀河模様の板目のところを使いました。抽斗の中は、DVDとCDのサイズに合わせて、いろいろ仕切れるように楽しみました。久々のマホガニーの作品。改めてこの木のおとなしさの中に秘めた優美さにうっとりしています。高3の娘も「好き!」といってくれました。今度の水曜日にはお嫁入りしてしまいます。是非見に来て下さい。

我が家も欲しいなあ。ちなみに我が家は結婚当初購入したビクターのAVラックシリーズがまだ現役。その当時、結構いい値段しましたが、当然無垢材ではありません。やっぱり無垢の風格は格別ですね。費用はどうしてもある程度かかってしまいますが、価格以上の幸せ感が溢れ出ますね。いいなあ。

2013/02/11

テコとコロ

重さ750キロのルーターマシン。工房の真ん中に鎮座して、大きなスペースをとっている、窓際に寄せたいなあともう何年も溜息をついてきた。息子達が帰ってきた時に移動のタイミングを狙っているがその機会も年々減ってきた。寒い工房がどんどん散らかり、製作意欲もちょっと縮んできた先日、急にバカ力を出したくなって・・・よーし一人でやるぞ!ということでトライした。まずは壁と柱を取っ払って・・・テコでも動かないかもと思っていたが、バールを入れて少しずつ床かの隙間を作ってなんとか水道管を挟んだ。前後真ん中に3本・・・よっちらこっと。思ったより難なく動かせた。我ながらちょっと感動。テコとコロの効果に古代ピラミッドもそれほど苦労しなかったのかもと思いを馳せてみる。でも鉄のバールはなかったかな?広くなり明るくなった工房で、心機一転。寒さ乗り切りたい。
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ところで薪ストーブに入れる薪。端材の薪はもうすでに底をついた。さらに端材を使えそうなところを残してカットして蓄えるが、思い切らないとなかなか貯まらない。端材は工作材として売っているので、そのお金で灯油を買うのだったら、売らずに燃やしてしまったほうがいいのかな。と悩みながら、一日かけて薪を捻出して、その日のうちに全部焚いてしまった日は、一体今日一日何をしているのだろうということになってしまう。かといって節約してちらちら燃やしても、これまたちと虚しい。でもその火のお陰で温かいコーヒーが飲めると思うと、人生こんなモカかなという気もする。
                          




2013/02/10

こたつの在庫



昨年はこたつテーブルの問い合わせがちょっこっとばかり増えました。現品在庫と自家使いのものといっしょに撮影しましたので紹介します。

①~③は自宅使いです。

①は1997年製作、こたつテーブル第一号の作品。蟻型はしばめタイプ、1200×800、材クルミ。小川時代-栗田時代とフルに使って、かなりの風格が。今は座卓として、年に数会出番があるがこたつとしての出番は無くなってしまった・・・・

②は2004年製框組のECO仕様。栗田時代にメイン座卓として活躍。次男とともに北海道に出張していましたが、引越しで手狭になり帰ってきました。脚はお客様に貸出中。

③ミズナラの柾目ヒーター付き実験仕様。オイルとウレタン塗装に分けて、汚れ具合、深まり具合反り具合をみている。今の自宅になってからは正月の麻雀用以外に使うことがほとんど無くなってしまった。生活スタイルが変わると使う家具も変わってしまう。
①~③、usedでよろしければ・・・いずれも良く言えば、ビンテージ物です。

④~⑨は在庫作品です。
④はミズナラで径1050
⑤はクルミで735角 ⑥は800角
⑦はイタヤカエデで750角耳付き ⑧⑨は同じくイタヤで800角

⑩はマホちゃん2枚矧ぎ吸い付きタイプ。もうすぐお嫁入りです。