2012/08/16

プチ・カフェの様子


コンクリート壁の半地下の自宅展示ルーム。この時期は除湿をするだけで、ややひんやりと気持ちいい。ちょっとお茶をしながら好きな本を読んだり、音楽を聞いたり、街角のクールスポットとして過ごしていただければとプチ・カフェなるものをオープンしてみた。


日頃そんなに人通りがあるわけでもなく、いきなりカフェオープンとしても、来てくれるわけがない。
1日目は飯綱の原田さんご夫妻をお誘いした。ブログで紹介していただいたので是非御覧くださいhttp://blogs.yahoo.co.jp/yu_ki_juku/23527374.html
2日目は、お向いさんに来てもらって・・・卓球もした。
二重構造のボダムのグラスは冷たいものも入れても、 結露しにくいので直接家具に置けるのがいい。
エレクトロボイスのスピーカーはすっかり馴染んでいい感じです。お好きなCDを持ってきてください。

日頃商品の展示までなかなか手がまわらず(元来下手くそなのですが)お花の手入れが趣味のカミさんに「工作キットのコーナーをなんとかしてくれ~」と頼んだら、少しいい感じになってきた。

コンクリート壁のボルト跡穴に、丸棒を取り付けて、フックにしてみた。外壁に椅子を飾ろうと思っているが、先にグリーンに占領されてしまった。でもいい感じ。そんなこんなでカフェーといっても無料です。あんまり無料だとなにか買わないと入りにくいということもあろうかと、おかわりは100円ということにしています。今後時々やりますのでお気軽にお越しください。

2012/08/10

野さらし仕上げ

最近は野ざらしで使うことも少なくなったが、食事やちょっとした作業に基本的に全く無造作にガンガン使っているこのテーブル。材はイタヤカエデ。削りっぱなしの無塗装で使ってもう15年以上になる。白いカエデもこんなに黒くなってしまう。
 立秋を過ぎて、気持ち暑さも和らいだが、工房の中よりも、外の日陰の方が涼しく気持ちいい。今椅子を久しぶりに10脚ほど製作中で、面取りとかサンダーがけとか鳥の声を聞きながら、外作業で楽しんでいる。背板に塗った余ったオイルの布でテーブルを拭いて見たところ、汚くなった天板にいい感じで杢が現れた。古代仕上げというほど古代でもないし、アンティーク仕上げというにはそれ以上に汚いし、野ざらしではちょっとかわいそうな感じなので、「野さらし」仕上げはどうでしょうか。

2012/08/08

竹の道具展

先週、滋賀県の近江八幡市でおこなわれている竹の道具の展覧会に行ってきた。生活道具、民具としての作品が極まり、芸術品になっている。物作りの原点を考えさせられた。この素晴らしさに魅せられ、若い作家も頑張っている。巷に安い輸入品の竹細工製品がでまわり、値段の設定が難しいという。全部一から手作りで細部まで丁寧にこだわって仕上げた作品は、そのへんの物と全然物が違うことが良くわかった。長持ちするだろうし、使っていて楽しいだろうし、その価値は充分にあると思う。一見の価値あり。でもいざ買うとなると・・・私の家具もかな。8月12日まで
「暮らしのなかで息づく竹の道具たち現代の名工 廣島一夫の手仕事」
2012.8.1(水)-8.12(日)ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
 
http://www.no-ma.jp/information/dt_162.html