2006/08/06

木工教室&流しソーメン大会


暑中お見舞い申しあげます。
近所の生活クラブの家族が集まって、木工教室&流しソーメン大会をした。当初は小川の工房まで来てもらってやる予定だったが、なかなかアクセスも遠いので、結局自宅の庭での出張教室になった。私自身は日頃あまりお子さんたちと接していなので、すっごくやんちゃな子がいたらどうしよう!と少し不安だった。最初が肝心とおもい、「譲り合いの気持ち。ものを大切にする気持ち。失敗は成功のもと。」なんて教育的勅語?を掲げてみたが、そんなお堅いことは不要だった。みんなの「もの作り」にかける情熱が暑さを吹っ飛ばしてくれた。「くずかごにするのはもったいない」といってくれた。そうかあ。「くずかご」改め、ん・・・八角宝箱にしょうか!いつも感動するのですが、子供の作品は個性が溢れていいですね。
自宅庭での初めて流しソーメンは熟練スタッフのおかげで大成功。なんどやっても楽しいね。だけどこぼれたソーメンをコッコにあげれないのがちょっぴり残念。
(写真はGEN )

2006/07/31

にわとりの鳴き方。さまざま。


にわとりの鳴き方は日本ではお決まりの「コッケコッコー」ですが、アメリカでは「クック、ドゥードゥルドゥー」と聞こえるらしい。なんでそう聞こえるの?アメリカの人達、ちょっとおかしいのでないの?っと子供のころから不思議に思っていました。でも何年もニワトリと生活していると、いろんな鳴き方を観察できて、結構おもしろい。
雛にえさを与える時には、「クデュクデュ」というような感じの鳴き方をする。よーく聞くと「(餌)ココよココよ」とも聞こえます。聞こえるんです!しぐさもそんな感じだから。そもそも・・・早朝のあのけたたましい、あの「時の声」は一体なんで鳴くんだろう、自分の居所を獣に知らせているようなもので、返って危険ではないか?それか無事に恐怖の夜を凌げて狂気しているのか。よーく聞くと・・・・「こっこにイルド?」(此処にいるど)と聞こえないこともない。「こっこにイルド?」そう思ってきいていると一瞬「クック、ドゥードゥルドゥー」と聞こえてきた。はっとした。その時アメリカ人が身近に思えた。これまでのクック、ドゥードゥルドゥーのアクセントが不自然だった。今度アメリカ人にあったら発音してもらおう!

この間のGWに大阪の親父が来たときに、ニワトリの様子を見ながら「どう聞いても「クック、ドゥードゥルドゥー」とは聞こえないな。とつぶやいていたのがなんとも印象的で、同じことに興味をもっているなあ。親子やなあとおもい私も「そうやねー」と相槌をうっていたのに・・・・。
今度親父この発見を話してみよう。80歳の戦中派の父が考えを新たにするか?楽しみだ。

先日ブラジルの友人が訪れたときに、この話をしてみた。なんでニワトリは鳴くのか?「それはおもしろい質問だ」といっていた。ブラジルでは、「コッコリコー」と鳴くという。実際に一番近いかも!!!。ブラジルにチンチン。

2006/07/21

長雨お見舞い申し上げます。


雨は怖い。山に居ると、長雨が続くと、不安が募ってくる。とにかく湿っぽくなってくる。地面のいろんなところに水がたまってくる。どこか、上のほうから地下をとおって出てくる水もある。前の道のせんげ(側溝)や、敷地の中を流れるせんげに絶えず流れる水の音。これで雨脚が強くなってくると、命の不安の気配を感じる。これ以上降らんで。早く暑い夏になって欲しい。
 虫を眺めている場合ではないのだけれど、前回のクイズの正解は5番の「蛾」でした。なんと、羽を広げた模様は木の樹皮そっくり。たまたまその横にいた「ニイニイゼミ」さんもびっくり。しかし世の中は不思議だらけですが、この擬態の世界は不思議中の不思議。なんでこうなるの。それを考えただけでも、気が遠くなってくる。子供の頃、よく捕まえたこのせみもよーく見ると立派な擬態。もちの木にはアブラゼミ。ニイニイゼミは柿の木によくいて、田舎の伯父さんが「柿の木は折れやすいから気をつけや」と言ってくれた。その柿の樹皮に十分よく似ている。