2015/11/09

ルーブル美術館

一日目。先ずはルーブル美術館へ  朝9時開館なので8時にアパートを出た。 (10/29 )

初めてのパリの朝     パリや~

工事車両もオシャレや~

15分程歩いて、ルーブル に着いた。 でかい。


先ずは中庭へ。 通路で既に感激。

これがあのダビンチコードの・・・でも ここであえてメイン入口から入らず・・・


マイナーな入り口に回る

 エレベーターを使っていきなり4階のモナリザの部屋に直行!!

 

先ず降りたこの部屋でため息

 まだ誰も訪れていない部屋もある!!! 隣の部屋にあのモナリザが・・・

 お~これがあのモナリザか。本物や。
(さすがにモナリザだけは柵が遠く、間近でみることができなかったけどその中でいっちゃん前で余裕で見れた!という満足感はあった)



                           もう一人のモナリザ .「聖母子と聖アンナ」 ダ・ヴィンチ



               「洗礼者聖ヨハネ」  ダ・ヴィンチ   イエー!ス?




                       ラファエロや!



「バルダッサッレ・カスティリオーネの肖像」 ラファエロ ・・・・もう一人の男モナリザ 










 ナポレオンの力。   でかい!



これも有名な絵やね。ドラクロア。・・・・ところで女神さん 上半身裸では怪我するぜよ。

クロード・ロラン 印象派の元祖 これよかったな。


ミロのビーナスの・・・後ろを見ろ


サモトラケのニケ (ナイキnike)のマークはこの羽根からきてるとか

彫刻はいろんな角度から見えて、本物を見たという満足感は特に大きい。


アンリ2世の階段  (10/31)

 ルーブルの最後の方はロマン派から印象派の最初のころの絵も少しある。

「モルトフォンテーヌの思い出」コロー




 モネの絵もある。


「デル・カルピオ伯爵夫人、ラ・ソラナ伯爵夫人」ゴヤ これもよかった。


夜のルーブルも別の日に散歩した



チェロの音が響いていた。


螺旋階段の中のエレベ-ター


残念だったのは、フェルメールが外出中だったこと。
旅行前のにわか勉強で赤瀬川原平著の「フェルメールの眼」と福岡伸一著の「フェルメール光の王国 」を買ってみんなにも読んでもらおうとパリまで持っていったのに・・・




 またいつか見に来れれば



2015/11/07

パリ散歩

 まさかこの私がパリに行くなんて夢にも思っていなかったけれど、大学3年に なる娘がこの9月より10ヶ月間留学することになり、折角なので家族全員で行ってみよ うかということになってしまった。
 妻と長男は早くから乗り気だったが、社会人1年目の次男は、さすがにちょっと渋っていたが家族全員で海外旅行に行けるのも最初で最後 という説得に折れて、次男は1泊2日の「週末はパリで」みたいな参加となった。大阪の兄夫婦も参加してくれて、結局娘を含め7人の団体となった。
 旅の計画は妻と現地にいる娘がスカイプで早くから詳細 な打ち合わせをしていたおかげで、正味5泊6日の濃厚なパリ市内散歩となった。


結局、旅のポイントをあげてみますと・・・
 
①宿泊はAirbnbという宿泊予約サイトでパリ中心部のシャトレ駅近くの繁華街にあるアパートを借りた。 (7人が一緒に気楽にすごせて、自炊もできて、何より宿泊費が安くあがった!多少街が騒がしかったが、地の利が良く、徒歩圏内の名所も多く、よく歩いた。一日2万歩!)


②食事は2回のランチとセーヌ川のナイトクルーズを事前に予約したが、後は基本自炊でパンや果物、肉類を市場や商店街で仕入れて適当に過ごした。(食費も安くあがった!)



③美術館はルーブルとオルセーとポンピドーに絞って、見るのも予め決めて、その場所に直行するという感じで、2時間で見るルーブルという裏ワザ本を忠実に参考にした。(名画と云われているものがほぼ見れた)
④ミュージアムパスを前もって購入したので、毎回チケットを買わなくてすみ、時間的にも有利だった。アパートから徒歩圏内だったルーブルは3回、ポン ピドーは2回行けた。 





日程的には以下のようでした。

1日目 朝羽田発パリ直行便(ANA) パリ夕方着 

2日目 朝一番で歩いてルーブル美術館と装飾美術館 ランチは 予約していたオペラ座近くのCafé des Abattoirs  (日本人ソムリエ(素敵な女性)のいるお店、お勧め!) 午後モンマルトルのサクレ・クール教会を見学してカフェで休憩。帰りにモントルグイユ で夕食の買い出し。

3日目 バスチーユ方面散策(家具工房やショップ見学)後アリーグル市場で肉や 野菜、テリーヌなど買い出し。ランチはアパートに一旦帰ってきて自炊。午後ポンピドー近代美術館のショップで家具の本を購入。 セーヌ川の夕焼けと夜のルーブル散歩。夕 食は自作ステーキをアパートで。

4日目  朝次男到着後2回めのルーブルへ、 エッフェル塔で記念写真撮影会 凱旋門 。シャンゼリゼ通りのカフェでランチ(ちょっと緊張) オルセー美術館 のあとセーヌ川のナイトクルーズで ディナー

5日目 散歩でノートルダム大聖堂 サント・シャペル教会、リュクサンブー ル公園 近くのLE PROCOPE(老舗のお店、お勧め!)でランチ 次男は夜の飛行機で日本へ。オペラ座に見送り帰りに買い物。

6日目 オペラ座付近で買い物 マドレーヌ寺院、ポンピドー近代美術館見学 夜の飛行機で帰国

またおいおい報告したいとおもいます。
ご期待ください。

2015/09/13

割れに宿る世界

 割れのある材は、状態にもよるが、通常は家具材としては使えないので、薪用としてとっておくことになる。薪にしようとさらにカットしたとき、桃から生まれた桃太郎状態で、中に秘める自然の造形に魅せら、薪にできずにいることも多い。
 
 乾燥時の割れは比較的新しいのでそれほどの魅力を感じることは少ないが、昔から存在しているあろう内部に潜む割れは、自然の造形の美しさやおどろおどろしさや驚きを感じさせることも多く、薪にするのはもったいない心理に火をつける。
 
 特にまれに年輪に沿って割れが入っているところなどは樹皮かと思わせる不思議な輝きを放っているし、芯近くのどうしよも無い複雑な割れの中にも、ある時期の何かの外的或は内的要因でその歴史が刻み込まれたメッセージを秘めていることも多い。

 かといってそれをどうするかというと、なかなか作品にするアイデアも時間も乏しく、最近は工作応援端材としてみなさんにお分けしている。「なんでこんな割れたものが入っているの?」とお叱りをうけるかもしれませんが、新たな息吹を拭き込んでもらえればと願っています。

        左はメープル                     右はヤマザクラ   
  
  ヤマザクラは年輪に沿った割れが、・・・
  メープルは丸太の芯に近いところで複雑などうしようもない割れを含んでいる

  どうしようもない我だけどそれなりに存在意義はあるのか?が問われるところです。



 サクラの方は樹皮を剥いたような、美しいつるつる面が現れた。 凹凸両面ツルツルがなんとも愛おしい。これはもう凹凸合わせるだけの楽しみで十分癒やしの効果がある。


 
  メープルの方は、割裂したような荒々しい様子でこちらはどうしようもないのですが、深まった色合いと、独特の雰囲気は捨てがたい。これらもまた当然凹凸ペアになるが、ベキベキと剥がれたところは密着はしない。あたりまえだのクラッカーだ。

 いつか時代に何かがあったのだろうと 我に宿る世界 に思いを馳せてみるのもまたおかし。
こんなところで立ち止まっているので、てんで仕事が進まない・・・・