片袖机が完成しました。無事納品も終わり、しばしほっとしているところです。こうして、2台並べて見ると・・・やはり片袖机はいいですね。・・・2台、よく似ていますが、手前のは、材はクルミでサイズ1000×600で4本脚。・・・奥はミズナラで、サイズは1100×680、6本脚で棚板付・・・部品が多くて複雑で、精度も要求され苦労はしますが、その分満足感もひとしお。それとこの机で昨年秋のセールでご注文いただいた分がほぼ完成して、ほっと一息という満足感もあります。寒い冬、よく頑張りました。さーて、これからまた今年になってお話をいただいた分の製作の準備にかかりま~す。
ところで、毎年秋にやっている予約セールを今年は7月中旬くらいから受付をして、早めに製作にかかれるようにしたいと思っています。それまでになんとかHPのリニューアルもしたいのですが・・・できるかな~。
2010/06/04
2010/05/28
キヌサヤに想う
暑かったり、霜の心配をしたり、ここんとこ雨がちで、そんな五月でしたが、今日28日は僕の誕生日。一人楽しく小川の工房で一杯やっています。先日養老孟司さんの講演があり、県文ホールに聞きにいってきました。亡き父が、養老さんの話はなかなか面白いと敬意を表していたのが嬉しい思いでで、僕も「バカの壁」を読んですっかりファンになっています。今回は「男と女ー遥かなる共生関係」がテーマで、(それで聞きにいったのですが・・)人間一人一人が、それぞれのその時初めての遺伝子の組み合わせでできた生き物で、生まれても生きていける保証はないとか、男女は子供作り育てることで遺伝子の組み合わせが適性かを検定しているというようなお話をされました。確かに同じ人は一人といない。このきぬさやエンドウはどうなの?同じような花をさかしているけれど、一個一個違うの???基本的なことがわかっていないことに気がついて、えーーこれまでそんなことで生きてきたのーーーとちょっと原点に帰って遺伝子のこと、勉強しています。生活を見直すどころではありません。ところで、この講演は、法然800年大遠忌にちなみ浄土宗が開催している法然共生(ともいき)フォーラムで開催されました。パネル討論では、京大の鎌田先生の神話のエロス?の話や同志社の佐伯先生の男女関係の歴史文化的な側面の話などをお聞きして、今自分が正しいと思っている価値観、男と女はこうでなければならぬ云々。ひょとして、絶対的なものではなくて(当然)、その時代に洗脳されたものなのかもという疑問を持った次第。ちょっと「考えなおす」必要がありそう。今日は誕生日。だけれど、むしろ、受精日の方が記念すべき日かなとこれは前から思っている。
2010/05/20
片袖机進捗
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