2009/11/24

椅子の名前


背もたれが”はしご”だから”ラダーバック”
最初に作ったダイニングチェアーがラダーバックだったので、ダイニングチェアーをラダーバックチェアーとずーと呼んできたけれど、その後作ったいろんな椅子もラダーバックなので、そういう点ではみんなラダーバックチェアーだ。アームのついた後ろ二つの椅子が念願の新作の椅子です。(右は未完成ですが・・・)アームがあるから”アームチェアー?”ちょっとくつろぐから”リラックスチェアー?”実は、「一杯やりながらテレビを見て腰のいたくならない椅子を」という依頼で作ったので、リラックスとダイニングの中間で・・・”ウォッチングチェアー”にしようと思っているですが・・・。

寒くなりました。


お久しぶりです。ご無沙汰いたしておりますが、なんとか元気に制作に励んでいますのでまずはご安心下さい。11月も下旬に入り、小川村も寒くなってきました。早々に、脚の指のしもやけと足首の冷えにちょっと悩まされています。年かな。(年やね)そろそろ冬対策せんといかんな。工房は一旦大掃除して・・・窓のプチプチ張りは今年は入念にやろうかな。ドラム缶風呂もしまって、雪除けシートをはって・・・やることいっぱいやけど。健康第一、安全第一でやらんと続かんぞ。という感じ。

2009/10/07

ドミノって?さすがドイツ。

端ばめの天板が完成したので、脚を作っています。棚にもなる「棚脚」タイプです。板を組んでいくのですが、これまでアリ組みでやったり、通常のホゾでつくったりしてきましたが、今回は一部にドミノを用いました。ドミノってあのドミノです。ダボの形がドミノのように平べったいのでそこから名前がきているようです。ドリルの先が左右に動いて写真のような扁平な穴を開けることができる。使い勝手をいろいろ考えてあり非常に良くできている。さすがにドイツ。やるなあという感じ。ハンディタイプの電動工具としては目玉が飛び出るほど高いのですが、これはおもしろそうと迷わず購入した。「苦しいときのドミノ頼み」ほんとに頼りになる画期的な工具です。開けた穴とドミノダボの密着性がかなり気持ちいい。ボンドを併用するので、かなり強力なホゾができる。精度的には従来のスミツケしてホゾ穴を開けての方が、まだ安心で早い場合も多いのですが、だいぶ使い慣れてきたので、今ではなくてはならない存在。今回のように内寸をびったり決めたい場合にドミノを使う時は、写真のようにフェンスなど治具をつくり、そこからの寸法を左右も含めて正確に決めるのには結構気を使うのですが、このフェンスを固定するのに大活躍なのがBESSEYのクランプ。こちらもドイツ製。悔しいくらいに使い良い。ワンタッチでハンドルで閉められるので、材がずれにくい。従来型のねじ式のタイプは最後にぎゅっと力をいれるとずれることがあり、精度がいる場合は結構しんどい。試しに2つばかり購入してもう1年くらい経つかな?使用頻度が非常に高い。さらにいろんなサイズのものが欲しいところですが、普通のクランプやハタガネもたくさん持っているので、全部ヨーロッパかぶれになるわけにはいかないの?でそこはちょっと我慢している。