2007/03/04

庭かスタジオ


完成した家具を納品前に写真撮影するのも大切な仕事。昔は工房の庭での撮影が多かったが、栗田の自宅は立派な庭すぎて僕の家具にあわない。それで展示室中にロール紙を垂らしてなんとか撮影してきたけれど、光源の問題や、なんせ狭いので、家具の大きさにも制限があった。そこで庭の軒先からロール紙を垂らして撮ったらどうかと提案したが、外に出しっぱなしではロール紙が焼けるだの、痛むだの「もったいない家族」の反対にあっていた。ええやんけ、使ってなんぼのもんや。そのためにぐるぐる巻いてあるんや。と反対を押し切り、一人寂しく設置してみた。すると、思ったより、大丈夫そうで、結局「結構いいじゃん」ということに。しかし確かに、一回の撮影で、紙が少し破れた。下にもう少ししっかりしたものをひかないとね。
※スタジオ貸します。なにか撮りたいものがありましたらどうぞ。ただし曇天の風の穏やかな日中に限ります。

2007/02/28

近況


先週は1泊2日と2泊3日の合宿で頑張った。今冬の工房は灯油ヒーターを使わず、薪ストーブだけでもっている。こんなの初めてだ。でも母屋は結構冷え切っていて泊まりが続くと、やはり体が縮こんでいく。貧相な自炊の効果もあって2キロのダイエットになった。先週の土曜日、ちょうど味噌の仕込みの日だったので、家族が心配して?ついでに来てくれた。長男は試験中だというのにの気晴らし?といいながら電気工事をしてくれた。大阪のおじいちゃんの仕事場から譲り受けた、蛍光灯と三相の電源の取り付け。隔世遺伝でよみがえる。



玄文撮影のスナップ。ほとんどが、やつれ顔の見せたくない写真のなかで、なんとかましな一枚。
後ろの板は、ワゴンチェスト用に荒取りした板の山。作るの楽しみ。いましばらく待っててね。

2007/02/12

暖冬


ありがたい。ありがたいと、この雪の少なさに、工房の前のおばちゃんおじちゃんたちは手放しで喜んでいる。僕もほぼ同じ喜びようなんだけど・・・確かに要らん雪かきせんですむし、おかげで仕事ははかどるし、雪に埋もれて今冬は無理かとあきらめていたドラム缶風呂もこのとおり、早くも初風呂に入れた。不覚にもちょうど一番雪がたまるところにドラム缶を設置してしまったので、正月明けの雪でどかっと埋もれてしまい、しまったとおもったのはもう後の祭り。一旦凍りついてしまうと、それをはねる元気はなかった。春までお預けかと、ロマン館の温泉にいったり、昨秋オークションで落とした、脚浴ホットスパで我慢していただけにその喜びは大きい。この温暖化、とっても助かるのだけれど、自分一人が入る風呂のために、薪を燃やして、贅沢?していることが、温暖化の一因になると思うと、手放しでは喜べない。・・・のだけれども・・・冬の星座を眺めながら、あるときは小雪の降る中の露天風呂。温まるだあこれが・・・・まあいいか。