2014/12/29

年輪と人生

一年経つのが早くなった。みんなそういう。
子供のころ、一年が長かったのは、毎日新しい刺激に遊び暮れていたので充実していたから?
いやいや忙しいのは今のほうが、完璧に忙しい。
やること山ほどで追われて、追われて毎日が過ぎるから早く感じるの?
今年も頑張ったし、いろんな事がたくさんあった。
でもこうして正月準備をしていると、
今年こそと結局一年そのままの状態の案件も山ほどで、虚しく早く感じてしまう。


写真は、先に報告したタモのテーブルの脚をカットしてコースターにしたものです。
四方柾なので年輪が斜めに美しく走っている。年輪を数えてみた。
7センチ角のこの断面だけで110年以上を刻んでいる。なんということだ。

下の材は 元のタモの原板です。年輪は怖くて数える気がしません・・・
幅から推定するとく300年は優に超えている。いや400年くらいあるかもしれないのです。

一年に1ミリくらいしか太くならない北海道の原生林。ミズナラもこういうのがある。
 眺めていると、「僕はこのへんで生まれて・・・」と、妙に人生がちっぽけに儚く感じてしまう。
人間の寿命よりも、数倍あることが、ちょうど数倍等身大?で畏敬の念を感じるのかな。

一年で少しずつしか大きくならないけれど、でも一年一年の積み重ねで、成長していく。
来年もまた少しずつでもやりたいことを挑戦して、続けていくだわい。なーんちゃって。

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