2006/09/18

カエデ 乾燥上がる


「ほーーーいい板だねーーーカエデかね。」
「よくわかるね。さすが!イタヤカエデとハナカエデ。」
「そら甘い香りがするもの」
  

2006/09/15

秋雨や 端材整理で 初薪くべる 

秋雨でいっきに涼しくなった。というか寒いくらい。おととい早々に薪ストーブをつけてみた。ちょっとの暖がうれしい季節。うれしい瞬間、反面、あーこれからまた寒い時期に向うのかと思うと、それを見越していろいろ準備もしなくてはと思ってしまう。夏場に少しずつ薪を準備するのだが、工房の薪ストーブは40センチ以下の長さの薪しか入らないので、家具製作からでる端材のどれを蒔きにしてどれをのこすか。ダンボールにつめたり、縄でしばったり、結構時間をとられる。それで夏場は工房に端材がたまって、なんとかしたい状態になるのだが、ダイレクトに薪ストーブにいれるこの最初の時期は、うれしさとさみしさの交錯したなんともいえぬ気持ちになるのです。

2006/09/08

スイーカ?甘いよ。


今年はスイカがうまくできた。
し尿を自家処理して水分を蒸発散層にして畑にしている。
2坪ほどの畑だが今年はそこにスイカの苗を一株だけ植えてみた。
土が良かったのか、みんなの協力があったからか。
こんなに立派なものができたのは初めてだ。
お盆過ぎにかなり大きくなっていたので、うれしくて割ってみたら
なんと中は真っ白で大笑い。
9月にはいって、コンコンとたたいてみたら、もう良かろうという感じ。
大当たり!すっごくおいしかった。
あともう一個成っている。今日収穫してしまおう。
ここんところの雨で一気に涼しくなって、スイカの季節が行ってしまう!!!

2006/09/02

キャベツの芽がでた


あっちっちの夏も、はや9月に入ってしまいましたね。秋野菜の種まきはいつもタイミングが遅くなってしまうのですが、今年はちょっと頑張って、キャベツの種をまき順調に芽がでました。うれし!年内に結球してくれたら、念願のザワークラフトをたんとつくるぞ!「種から育てたキャベツでザワークラフトを作る」これが僕の一つの夢(ちょっと大げさですが・・・)そのためには、あっつい夏にそれなりの準備をする余裕が必要で、うまく育ったとしても、年末の忙しいときに、ツケモンやる時間がとれるか、その心境になれるかという、そのリッチな気持ちを持ちたいのです。こっこちゃん、芽、食べないでね。

2006/08/06

木工教室&流しソーメン大会


暑中お見舞い申しあげます。
近所の生活クラブの家族が集まって、木工教室&流しソーメン大会をした。当初は小川の工房まで来てもらってやる予定だったが、なかなかアクセスも遠いので、結局自宅の庭での出張教室になった。私自身は日頃あまりお子さんたちと接していなので、すっごくやんちゃな子がいたらどうしよう!と少し不安だった。最初が肝心とおもい、「譲り合いの気持ち。ものを大切にする気持ち。失敗は成功のもと。」なんて教育的勅語?を掲げてみたが、そんなお堅いことは不要だった。みんなの「もの作り」にかける情熱が暑さを吹っ飛ばしてくれた。「くずかごにするのはもったいない」といってくれた。そうかあ。「くずかご」改め、ん・・・八角宝箱にしょうか!いつも感動するのですが、子供の作品は個性が溢れていいですね。
自宅庭での初めて流しソーメンは熟練スタッフのおかげで大成功。なんどやっても楽しいね。だけどこぼれたソーメンをコッコにあげれないのがちょっぴり残念。
(写真はGEN )

2006/07/31

にわとりの鳴き方。さまざま。


にわとりの鳴き方は日本ではお決まりの「コッケコッコー」ですが、アメリカでは「クック、ドゥードゥルドゥー」と聞こえるらしい。なんでそう聞こえるの?アメリカの人達、ちょっとおかしいのでないの?っと子供のころから不思議に思っていました。でも何年もニワトリと生活していると、いろんな鳴き方を観察できて、結構おもしろい。
雛にえさを与える時には、「クデュクデュ」というような感じの鳴き方をする。よーく聞くと「(餌)ココよココよ」とも聞こえます。聞こえるんです!しぐさもそんな感じだから。そもそも・・・早朝のあのけたたましい、あの「時の声」は一体なんで鳴くんだろう、自分の居所を獣に知らせているようなもので、返って危険ではないか?それか無事に恐怖の夜を凌げて狂気しているのか。よーく聞くと・・・・「こっこにイルド?」(此処にいるど)と聞こえないこともない。「こっこにイルド?」そう思ってきいていると一瞬「クック、ドゥードゥルドゥー」と聞こえてきた。はっとした。その時アメリカ人が身近に思えた。これまでのクック、ドゥードゥルドゥーのアクセントが不自然だった。今度アメリカ人にあったら発音してもらおう!

この間のGWに大阪の親父が来たときに、ニワトリの様子を見ながら「どう聞いても「クック、ドゥードゥルドゥー」とは聞こえないな。とつぶやいていたのがなんとも印象的で、同じことに興味をもっているなあ。親子やなあとおもい私も「そうやねー」と相槌をうっていたのに・・・・。
今度親父この発見を話してみよう。80歳の戦中派の父が考えを新たにするか?楽しみだ。

先日ブラジルの友人が訪れたときに、この話をしてみた。なんでニワトリは鳴くのか?「それはおもしろい質問だ」といっていた。ブラジルでは、「コッコリコー」と鳴くという。実際に一番近いかも!!!。ブラジルにチンチン。

2006/07/21

長雨お見舞い申し上げます。


雨は怖い。山に居ると、長雨が続くと、不安が募ってくる。とにかく湿っぽくなってくる。地面のいろんなところに水がたまってくる。どこか、上のほうから地下をとおって出てくる水もある。前の道のせんげ(側溝)や、敷地の中を流れるせんげに絶えず流れる水の音。これで雨脚が強くなってくると、命の不安の気配を感じる。これ以上降らんで。早く暑い夏になって欲しい。
 虫を眺めている場合ではないのだけれど、前回のクイズの正解は5番の「蛾」でした。なんと、羽を広げた模様は木の樹皮そっくり。たまたまその横にいた「ニイニイゼミ」さんもびっくり。しかし世の中は不思議だらけですが、この擬態の世界は不思議中の不思議。なんでこうなるの。それを考えただけでも、気が遠くなってくる。子供の頃、よく捕まえたこのせみもよーく見ると立派な擬態。もちの木にはアブラゼミ。ニイニイゼミは柿の木によくいて、田舎の伯父さんが「柿の木は折れやすいから気をつけや」と言ってくれた。その柿の樹皮に十分よく似ている。

2006/07/14

一体これはなんでしょうか


暑い日が続きますね。 昨日、工房で研ぎをしてたら、 目の前にこんなものが張り付いていました。
なんやろ取ろうと手を近づけましたが・・・・ 一体これはなんでしょうか?

1.白樺の小枝
2.サクラの小枝
3.ブナの小枝
4.小枝チョコレートに粉砂糖をまぶした新作チョコ
5.蛾

※ヒント  大きさは3センチ程度 。よーく見てください。

2006/07/07

母性と輪廻


2羽の雌鳥が抱卵していた3つの卵は、なんとか一羽だけ孵った。漸く外に連れ出すようになったのに、その一羽の若母が突然死んでしまった。2羽で一生懸命育てていたのになんともむなしい。一方、オスは「どうしたの?」と思っての行動なのか?死んだメスを突っついたり、上乗りになってそれらしい行為をしたりしている・・・・、どうも、鶏には「死」という状態は理解できていないのではないだろうかと思う。なんとも情けない気持ちになったが、でもけなげに雛を守る母鶏の姿は本能といえども、心を打たれる。母は偉大だ。太陽だ。でないと、種は保存していかないよな。とまたシートンになっている私。7月5日は亡き母の75歳の誕生日。生まれたり、死んだり。輪廻を感じる今日この頃。

2006/06/29

糸トンボ


この冬、工房で材の隙間に糸トンボをみつけた。てっきり死骸だと思って触ると、なんと動いた!トンボも冬眠するんだ?大発見ではないのかと寒さのなかでワクワクしたのがうそのようなこの蒸し暑さ。この写真は、この間の日曜日の自宅の池。このペアのその一瞬を撮ろうと、まとわり付いてみたが、なかなかジャスピンは難しい。ところで前がオスで後ろがメス?オスの尻尾でメスの首根っこを捕まえている?どうなってるの。もっと近づきたいけど、そこまではわからない。しかし、10分ほど、二人で飛び回っていたが、水面には降りてこなかった。卵、葉っぱに産むの?デート楽しんでいるの?疑問は次から次から沸いてくる。水面近くには、ひとりものの彼だか彼女だかしらないけど。こちらは10分間不動。何してるの?

2006/06/18

くずかごの工作キット


やりたいこと、やらなあかんことがいっぱいありすぎの今日この頃、その一つに新しいキット商品があります。「くずかごの工作キット。」2年ほどまえ、自宅使いで作ってみて、結構重宝しているのでみなさまにもっと思って。三角の木っ端とPPロープを使って組むのがちょっと楽しいですよ。材はファルカタという木の集成材です。(軽い割には、バルサなどより堅く工作材として最近、人気があります)側板に糸鋸で形をくり抜けば、個性がでるかな。
今日は製作過程の写真をいろいろ撮って、これからマニュアル作ります。価格は1690円(税込み)の予定です。

2006/06/02

てっせん


「てっせん」っていう名はそれまであまり聞いたことがなかった。またの名をクレマチスという。こちらの方がよく聞く名だ。工房の庭のハウスの鉄管に絡み付いていて、もう枯れたかな?のように見えたけど、なんのなんのこんな見事な花を咲かせた。てっせんって、漢字では「鉄扇」と書くようだ。なんで鉄なのか?蔓が細い針金のようだから? 工房から見える、庭の「てっせん」と雪解けの少しはじまったアルプスにしばしみとれながら。鉋の研ぎをする。初夏の匂いに満たされてなんともいえぬこの瞬間だけの幸せな気分。
   

2006/05/21

ツバメ帰し


背中に差した刀ならず、虫取り編みでツバメをおっ払うも、小次郎に勝るはずはなし。
むちゃくちゃ綺麗でかわいいのだけれど、糞を落とすので、むちゃくちゃ困ってしまうの。
わかってね。

2006/04/26

ラスティックファニチャー2



座を編みこんで椅子になる。
昔リンゴの剪定した枝で作った小椅子が今のキットの原点。
小枝の曲がりを利用した文字。ひかる作

2006/04/25

ラスティックファニチャー


自然木で作る家具をrustikfurnitureといます。直訳すれば「田舎風の家具」かな。なんとなくわかる。積まれた枝を見て、なにかできそうと思いきや、いざのこぎりをもつと、自然の造形にみとれて?手がすすまない。でもカットして、削って、立体的になってくるとだんだん「おーと」感動してきます。次からつぎへとアイデアもわいてきます。日曜日に家族スタッフで挑戦してみました。みなそれぞれに結構楽しんでくれました。みなさんも、是非どうぞ。

2006/04/24

身近な素材で。


工房脇のエンジュの木と、そのまわりに生えている野蒜です。身近な素材で楽しんじゃう!野蒜はスパゲッティーにします。自分の 箸は小枝で作ります。それだけでも、 うれしくなってきます。GWの木工教室3日?6日の予定で?す。お楽しみに。(それまでにいろいろせなあかんことたまってきてる。)

2006/04/20

サクラとチェリー

今日は朝から冷たい雨で風も強く、霰も降った。待ち焦がれるサクラの開花もお預けの荒れ模様。
さて、このチェスト。左はサクラで右はチェリー。サクラのチェストはハンドルはチェリーでアクセントをつけたかったので、あまり赤みのつよくないサクラを使って、逆にハンドルは赤みの強いチェリーを使った。右のチェストのチェリーもやや赤みのある板を前板に使ったので、こうして二つ並べるとサクラとチェリーの差がよくわかる。日本のサクラでお願い!という方と、どうしてもチェリーでいう方の気持ちもよくわかります。でもサクラでも赤みの強いところを使うと、チェリーに似た感じに近づく。チェリーは化粧板もふくめて一般的によく目にするのでイメージしやすく、このなんともいえないピンクの暖かみがあり、人気がありますがなんといっても板が結構高いし、幅の広い板を入手するのが困難な状況なのです(近々、原木の丸太を入手しようとおもっていますが)一方国産の無垢のサクラを使った家具はそんなに目にすることはないので、イメージしにくいとおもいますが、たまたま昨年、良い原木を結構たくさん製材したので、いろんな風合いのサクラのストックとなんといっても幅の広い板をふんだんに使えます。今度は赤みのあるサクラで作ってみたいとおもいます。

2006/04/16

春招く笑い


四十九日のご挨拶に亡き母が娘のひかるに宛てた最後の絵手紙をグルッペの額に飾ったものを用意した。 挨拶状の印刷から、額の準備、箱の組みたて、包装、発送までグルッペ家族全員の力を結集した。とても忙しかったけど、悲しさをまぎらわすには十分やりがいのある仕事だった。いなくなってしまったこの現実。思い出す度に、なんともいえぬ空しさに涙が溢れてくるが、もう仕方がないと諦めるしかない。前向きに考えるしかない。身内を失って初めて世の中の悲しみを知ることもある。また残された家族の絆が深まったようにおもう。だけど、、、母はその道50年のミシン職人であった。グルッペのびーころ積み木の袋や、T-tableの袋を作ってもらっていた。母の仕事場には作りかけの布がそのまんま残っている。おやじに復活してもらおうか。そんなことができれば最高だけど。だれがやるねん。 かみさんか?えっ。僕?

ブログでいきます。

以前長男にライブドアのブログを立ち上げてもらったけど、ああいうことになって
私にも余裕がなく、そのまま使わずにいた。

今度は次男に頼んで、グーグルのブログを立ち上げてもらった。
いろいろ師範がいてたすかる。ありがたい。

新しい年度を迎え、ブログでいきます。心機一転です。よろしくお願いします。