2012/04/28

展示ルームにも春が来た

展示ルームに念願のスピーカーをようやくつけた。かねてより用意してくれていたわけありのエレクトロボイスのEVsx80。(長男がこの2月に札幌にいる次男といっしょに流氷を見に行った時にわざわざ札幌のハードオフで購入したものを、私が先日の小樽行きのときに持ち帰ってきたという単にそれだけのことですが・・・)
昨夜、居間で37年間使ってきたビクターSX3と聴き比べをした時には、これまで聴いていた音とは別者の感激があったけれど、展示ルームのコンクリ壁は予想どうり響きすぎてその性能が発揮できないようだ。でも接客中のBGM用として音量を下げて聞くには、ちょうど良いかな。ツイッターの出口にティッシュが詰めてあるが、会話の邪魔にならないように高音を抑えた方がいいかなということらしい。
 今回はコンクリートの天井に穴を開ける仕事だったので、ついでに私の念願のピクチャーレール工事もして、響きを少なくするために?さっそく壁にいろいろ吊るしてみた。実は慣れないコンクリートの穴あけ作業で不具な左手をかばって右腕がかなり疲れてしまったこともあり、今日は、一日CDやWINAMPを聞きながら楽しく店番をした。
長男のメインミッションは実はLANケーブルの拡張工事で、床下と天井を這いまわりながら、頑張ってくれた。ようやくなんとか目処がついたようで、展示ルームにもLANケーブルが届いた。ご苦労さんでした。妻ももちろん全部の仕事で活躍してくれていますが、なによりジューンベリーが咲いて喜んでいる。

2012/04/22

お花見

4年生になるお嬢さんの机です。お母様からは「節がこの辺にあるところの板を使って、そこにお花の埋木をしほしいな」というおおらかな?ご依頼でした。節はこれまでも結構使ってきましたが、さすがにこのレベルの乾燥割れの部分は通常の机ではカットでしょうか。でも今回は耳付きで共木の2枚矧で、是非この板を使いたかったので、割れのところも使わざるおえませんでした。節のところだけでなく割れのところも「お花」で・・・とアイデアが浮かびました。どこにどんなお花を咲かせるか?実際には結構悩みました。天板として割れをカットしなくてすむ分、材料的にはもちろん節約になりますが、埋木するのにかかった労力はそれを遙かに超えてしまうのでちょっと複雑な気もするのですが・・でもおかげさまで、これまでにない楽しい天板になりました。昨日この机を納品して(長野市内)喜んでいただいて、ほっとしたところです。ほっとしたといえは満開中の長野市内のサクラ。今日の強風でちっちゃうかと心配したけれど、なんの結構大丈夫。

2012/04/15

小樽観光

小樽は机の配達、札幌では息子の引越しというミッションがあり、新日本海フェリーで、新潟小樽往復と小樽のホテル一泊のセットになった格安のプランがあったので、4月6日~9日の日程で行ってきた。これまでフェリーの乗降などで4,5度、小樽の地を踏んではいるが、ゆっくり観光したことはなかった。今回は丸一日時間がとれたので、ウオークラリー的に観てきた。有名な石レンガ造りの建物群はそれは見事であったが、その中でも小樽運河博物館が歴史の勉強にもなり結構楽しかった。昔の人がどのように火を起こしたのか、いつも不思議でならないのですが、「ひきりぎね」をぐるぐる回して発火温度の440度まで上げるという疑似体験するコーナーがあり、その道具の差や、樹種の差を比べられるところが面白かった。クルミかウツギかヒノキかどれが火がつきやすいか?という設問です。木に携わる者としては、やる前に正解を答えねばとおもったが、ウツギ?がピントこない。多分針葉樹のひのきを答えてしまいそうだが、そこはマニアックなウツギでしょう!と考えてしまう悲しい嵯峨?(ちょっと大げさ)悲しいといえば・・・


実は私、先月末に、久しぶりに指にちょっとした怪我をしてしまい、残念ながら、火おこしの体験できずにこうしてワインはなんとか飲めるぐらいしか役にたてずにいるのでした(小樽BAINにて)